転職してから5年が経過しました。
転職後は、職種が変わり、日々悪戦苦闘しながら仕事に注力していたため、TOEICの勉強や受験はゼロでした。
転職後5年が経過した今、仕事に慣れたことや昇格したこともあり、またこの先のキャリアアップを見据えると英語は必要不可欠だと考え、再度英語学習にチャレンジしています。
2022年3月22日からTOEIC向けの勉強を開始し、4月24日に初のTOEIC公開テストを受験しました。
さらに、5月29日には2回目の公開テストを受験しました。
結果は、4月の公開テストが805点、5月が825点でした。
ちなみに、5年前の転職活動時期に社内で受けたTOEIC IPテストは730点でした。
TOEIC向けの勉強を本格的に開始してから2か月で約100点近くスコアアップすることができました。
わずか2か月程ですが、さまざま思考錯誤しながら取り組んだ過程をまとめておくことは有益だと思うので、備忘録としてまとめようと思います。
私と同じようなレベル感のTOEIC学習者(600~700点)にとって何か気づきがあれば嬉しいです。
はじめに:私の英語レベル
参考までに、私の英語のレベル感について触れておきます。
- 社会人1年目(前職)
- 社内TOEIC IPスコア 660点
- 受験英語レベルで頭打ち
- TOEIC向けの勉強ゼロ
- 転職直前(約5年前)
- 社内TOEIC IPスコア 730点
- TOEICテクニック本(TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術)を1冊
- 英会話の休止、再開の繰り返し
レアジョブ英会話 → ネイティブキャンプ
- 転職後5年間
- TOEICは5年間受験せず(TOEIC向けの勉強ゼロ)
- オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)
- 洋画や海外ドラマの視聴
TOEICの勉強 最初の1か月間で取り組んだこと
英語学習用のツイッターアカウント作成
まずは、ツイッターの英語用アカウントの作成からとりかかりました。
英語の学習に関する悩みやそれを改善するために考えた対策や体験・結果を記録に残そうと思い、ずっと放置していたアカウントを蘇らせました。
毎日発信することで、英語学習仲間も増え、多くの刺激を受けながら、かつ、楽しみながら学習を継続することができています。
何気ないつぶやきでも多くの方から反応が得られ、新たな繋がりが生まれることもあり楽しいです。
学習記録とモチベーションアップ、より良い学習方法をベテランの方々から学べるなど様々な観点で、ツイッターの活用はお薦めです。
何度聴き直してもヒロシにしか聴こえず、答え合わせをしたら「he or she」だった🥲 pic.twitter.com/48aCod8DWL
— つーコンサル (@tsu_biz) May 23, 2022
TOEIC用のおすすめ英単語帳「金フレ」で暗記
次に、取り組んだことは、TOEICに特化した語彙力の強化です。
大学受験時に培った語彙力のみではスコアアップがのぞめないと思い、TOEIC受験者に「金フレ」の愛称で呼ばれている単語帳「金のフレーズ」を使いました。
すき間時間や土日を使って短期間で大量の語彙の暗記に取り組みました。TOEICはもちろん、ビジネス英会話にも良い効果がありましたよ。
文法問題を「でる1000」で大量に解く
また、英語の土台となる文法知識の強化と問題演習に取り組みました。
こちらは「でる1000」の愛称を持つ大人気の問題集「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を使用しました。
「でる1000」では、1問20秒、PART5の30問を10分で完了することが目安と記載されており、そのスピード感に驚きました。
私の過去のTOEIC IPテストを振り返ってみると、最後のPART7長文問題は、時間切れで10問程度マークシートを塗り絵することがありましたが、これはPART5の文法問題につまづいて後続の長文パートの時間を奪っていることが原因だと気づきました。
「でる1000」を仕上げた結果、PART5を10分未満で完了できるようになりました。PART5対策は、PART5の局所的なスコアアップだけでなく、PART7の時間も生み出し、リーディングパートの総合的なスコアアップにつながりやすいのでお薦めです。
英語のハノンで耳と口を使ったトレーニング
4月のTOEIC公開テストに向けては、上記のとおり、語彙の補強や文法対策で手いっぱいのため、TOEICに特化したリスニング対策は捨てました。
ただ、振り返ってみると、ふと始めた毎日15分の「英語のハノン」がリスニングスキルの向上にとても効果があったと感じています。
テキストを目で追う学習と比べると、英語のハノンは、英語の音声ガイドに基づいて、自分自身で発声するトレーニングが特徴です。
英語の音声を聞いて、自分で発声して、それをまた聞いて、これを繰り返すことで、自然とリスニングスキル、スピーキングスキルを向上させることができます。
15分~30分程度でも毎日コツコツやることが大切だと思い継続しています。
英語のハノンは、本屋でも平積みされるほど大人気で、ツイッターでも書籍版を使われている方をよく目にします。私はKindle版を活用していますがマイノリティかもしれません。
音声はiCloudにダウンロードし、iPhone、iPadのどちらからでも利用できるようにしています。
ちなみに、私が英語のハノンを始めたきっかけは、陰glish BLOGや大人のやりなおし英語を読んで感動したからです。
とても魅力が伝わる情熱のこもった文章で、分かりやすく丁寧に解説されています。英語のハノンに興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
英語のハノンは、とてもおすすめです。
公式TOEIC問題集で時間を意識して解く
TOEICは複数のパートから構成されます。
各パートにどれほどの時間がかかるのか、どこを重点的に改善すべきなのか、これを知るために本番に近い「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を1冊、時間を測って解きました。
弱点を知ることで、事前に補強したり、時間配分を見直すなどの対策を打つことができました。
1か月の成果(2022年4月TOEICの結果)
1か月の取り組みの成果として、ツイッターで公開テストの結果を公開しました。
自分が当事者となって初めて気づいたのですが、ツイッターでは、TOEICの結果発表日にものすごい量の結果報告ツイートが行われます。
900オーバーのスコアが目立つ中で、自身のスコア公開は、少し恥ずかしさを感じましたが、結果として多くのいいねを頂き、モチベーションも高まったので、このお祭りに参加して本当に良かったです。
TOEICの勉強2か月目に取り組んだこと
英単語と文法の復習
次のTOEICに向けて、2か月目は、既に1週した「金フレ」や「でる1000」、「公式問題集」の復習から取り組みました。
一度間違えた問題を何度も間違えてしまうので、これがなくなるまで復習することがスコアアップに繋がると考え、力を入れました。
間違えた問題だけ集中して取り組んだので、時間はそれほどかかりませんでした。
極めろ!リーディング解答力で長文を早く正確に読む訓練
前回のTOEICテストでは、リスニングが430に対して、リーディングが375と低く、55点もの開きがありました。
PART7の問題演習量不足のため、目標スコアが860に設定されている「極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7」に取り組みました。
初見はとても分厚くて驚きましたが、大量の問題を解くことで着実にスキルアップと自信に繋がると思いました。5月の公開テストに向けては、1/3程度を消化し受験しました。
ALL IN ONE TOEIC 音速チャージでシャドーイング
英語の総合的なスキルアップには、シャドーイングとオーバーラッピングが効果的だと知り、TOEIC向けに良いものがないかを探していたところ、「ALL IN ONE TOEIC テスト 音速チャージ!」にたどり着きました。
使ってみた感想は、一言で最強の本。251の例文が掲載されていますが、それぞれの長さ、難易度、音声のリズム感が心地よく、TOEIC向けの本で最もお気に入りになりました。
5月の公開テストに向けては、2/3ほどを消化し受験しました。今後もボロボロになるまで使い込みます。
2か月の成果(2022年5月TOEICの結果)
結果は、以下のとおりでした。リーディングが対策どおり効果がでてとても嬉しいです。次回は、リスニングに注力して対策します。
さいごに
2か月という短い期間でも、毎日、コツコツと学習を継続することで、成長を実感することができました。
そんな中で、さらに高いステージで何年も英語の学習を継続されている方々の存在をツイッターで知り、敬意の念を抱くとともに、とても励みになりました。私も次の目標である860点、900点に向けて、学習を継続していく予定です。
今回書いた記事は、あくまで私の当初の英語レベルを前提としていますが、TOEICのスコアが600~700点台の方にとって、少しでも気づきがあったり、刺激になれば幸いです。
さいごに、本記事で紹介した参考書をまとめておきます。
すまーとちゃんねるを閲覧いただきありがとうございました。
その他の取り組み「オンライン英会話 Bizmates」
私は、毎日25分ほど、オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)で英会話をトレーニング中です。
私が英語を勉強する目的は「ビジネスシーンでの込み入った議論においても英語で不自由なく会話できること」なので、この目標達成に繋がる手段として英会話に取り組んでいます。
オンライン英会話は、TOEIC LRのスコアアップのためではありませんが、私の英語学習の核となる取り組みなので触れておきます
TOEICは、短期間集中して勉強すればある程度スコアを伸ばすことができますが、英会話はいざ必要になった時に、突然求められても対応できません。
なので、毎日、コツコツ続けることが大切だと考え取り組んでいます。
ちなみに、私は、レアジョブ、ネイティブキャンプを経て、Bizmatesに至りました。
オンライン英会話サービスも様々なので、どのような雰囲気なのか、自分がどのサービスに向いているのか、体験レッスンがおすすめです。
私は、以下のようなメリットがありました。
Bizmatesは、ビジネスに特化したオンライン英会話サービスなので、外資系企業への転職や将来グローバルに活躍したい社会人が、ビジネス英語を最短距離で身につけるにあたり、最良の手段だと思います。
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