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前提条件と制約条件の違い|用語の定義

読書・学び
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今回は、前提と制約(前提条件と制約条件)という用語の定義について、自分なりの解釈を備忘録として記載します

ビジネスの場面において、前提条件制約条件という用語は頻繫に登場します

例えば、スケジュールの策定やコストの試算、予算の策定、問題解決策の検討を行うといった場面において、以下のようなやりとりがみられます

  • そのタスクを着手するにあたっての前提は何か?
  • 期限やコストの観点で何か制約はあるか?
  • 見積りの前提は何か?

これは、物事の検討を進めていく上で、関係者間で認識にずれが生じたり、検討の後戻りが発生しないように、現時点の共通認識を揃えておくことがとても重要だからです

この共通認識を関係者間で揃えるにあたって、前提条件や制約条件という用語を用います

それでは、それぞれの用語の定義を確認していきましょう

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前提条件とは

広辞苑では、前提条件は以下のように定義されています

  1. ある物事をなす土台となるもの
  2. 推理において、結論を導き出す根拠となる命題。三段論法の場合には大前提・小前提を区別。

広辞苑|前提

ビジネスの場面において、前提条件は、以下のように考えます

  • 着手・実行時点で成立している条件
  • 証拠や検証が完了していない中で、真実、現実、あるいは確実であるとみなした要因

制約条件」とは異なり、前提条件は満たすものではなく、その状況下で進めていくという発想をします

制約条件とは

広辞苑では、制約条件は以下のように定義されています

  1. 条件を課して自由に活動させないこと。
  2. 物事の成立に必要な規定または条件。

広辞苑|制約

ビジネスの場面において、制約条件は、以下のように考えます

  • 実行に影響を及ぼす制限要素
  • とにもかくにも守るべきもの

前提条件と制約条件、それぞれの用語の違いを意識して、自分なりの定義を抑えておくと、仕事を行うにあたって有用だと思います

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