今回は、前提と制約(前提条件と制約条件)という用語の定義について、自分なりの解釈を備忘録として記載します
ビジネスの場面において、前提条件と制約条件という用語は頻繫に登場します
例えば、スケジュールの策定やコストの試算、予算の策定、問題解決策の検討を行うといった場面において、以下のようなやりとりがみられます
これは、物事の検討を進めていく上で、関係者間で認識にずれが生じたり、検討の後戻りが発生しないように、現時点の共通認識を揃えておくことがとても重要だからです
この共通認識を関係者間で揃えるにあたって、前提条件や制約条件という用語を用います
それでは、それぞれの用語の定義を確認していきましょう
前提条件とは
広辞苑では、前提条件は以下のように定義されています
- ある物事をなす土台となるもの
- 推理において、結論を導き出す根拠となる命題。三段論法の場合には大前提・小前提を区別。
ビジネスの場面において、前提条件は、以下のように考えます
「制約条件」とは異なり、前提条件は、満たすものではなく、その状況下で進めていくという発想をします
制約条件とは
広辞苑では、制約条件は以下のように定義されています
- 条件を課して自由に活動させないこと。
- 物事の成立に必要な規定または条件。
ビジネスの場面において、制約条件は、以下のように考えます
前提条件と制約条件、それぞれの用語の違いを意識して、自分なりの定義を抑えておくと、仕事を行うにあたって有用だと思います
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