八ヶ岳で、初めて「ここなら欲しい」と思える別荘に出会った。

別荘の内見訪問 八ヶ岳

少しだけ自己紹介をしておくと、僕は東京で働く会社員だ。
IT関係の仕事をしていて、平日はだいたいパソコンの前にいる。

趣味はドライブやキャンプ、コーヒー、DIYなど。
興味を持つと、実力より先に道具が充実する。

一緒に暮らしているのは、ミニチュアシュナウザーの「かげとら」だ。
犬を飼い始めただけのはずが、なぜか今は八ヶ岳で別荘を探している。

前回、初めて八ヶ岳の中古別荘を実際に見て回った。
写真ではよく見えた家も、現地へ行ってみると印象はずいぶん違った。

古びた建物。
カビっぽい空気。
雨漏り。
傾斜のある土地。
そして、スズメバチ。

それでも、別荘探しをやめようとは思わなかった。
むしろ、もう少し見てみたくなった。

そして次の週末。
初めて、「この家なら、欲しいかもしれない」
と思える別荘に出会った。

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Webで見つけて、ずっと気になっていた家

その物件は、八ヶ岳南麓の別荘地にあった。
価格は1,000万円台前半。

これまで数百万円の中古別荘を中心に見ていた僕にとっては、明らかに予算が一段上がる。
でも、WebサイトやYouTubeで物件を見ているうちに、どうしても気になるようになった。

森の中に建つ家。
広い庭。
薪が積まれたラック。
そして室内には、ペチカがあった。

ペチカというものを、このとき初めて知った。
暖炉のようでもあり、薪ストーブのようでもある。

よく分かっていないのに、写真を見ているだけで欲しくなる。
こういうときだけ、僕の意思決定は早い。
実際に見てみることにした。

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初めて、素直に「ここ、いいな」と思った

現地に着いて最初に気に入ったのは、家よりも周りの環境だった。

木々に囲まれているけれど、暗すぎない。
庭には十分な広さがあって、かげとらが走り回る姿も想像できた。

前回見た物件では、建物がよくても土地に傾斜があったり、庭として使いにくかったりした。
この家は違った。

ここなら、かげとらと外で過ごせそうだ。
中に入ると、さらに印象がよかった。

きれいに使われた室内。
吹き抜けの天井にはシーリングファン。
窓の向こうには森が見える。

そして部屋の中心には、写真で見ていたペチカがあった。
「別荘に来た」という感じが、ちゃんとあった。

これまで見てきた物件は、どこかに決定的な「惜しい」があった。

でも、この家は違った。
初めて、素直に「ここ、いいな」と思った。

弱点は分かっていた。それでも気になった。

もちろん、気になるところがないわけではなかった。

2階へ上がる階段はかなり急で、かげとらが上り下りするには少し心配だった。
それ以外にも、設備面にはいくつか気になるところがある。

でも、それらは事前にある程度分かっていた。
それでも実際にこの家を見てみると、候補から外そうとは思わなかった。

森の雰囲気。庭の広さ。窓から見える景色。
あとから変えられるものより、変えられないものを優先する。

比較表を作りながら考えていたことが、実際に家を見てみて少し腑に落ちた。

夏の別荘なら、これでいいのかもしれない

この家は、もともと夏を中心に使う別荘として建てられていた。

断熱は弱く、窓も昔ながらのもの。
ペチカがあっても、真冬に暖かく過ごすには工夫が必要そうだった。
それも、内見する前から気になっていたことだった。

ただ、この頃の僕はまだ、
冬は東京にいればいいんじゃないか。
と思っていた。

そもそも別荘が欲しくなったのは、暑い東京を離れて、かげとらと自然の中で過ごしたかったからだ。
春から秋まで気持ちよく使えれば、それで十分かもしれない。

そう考えると、この家はかなり魅力的だった。

この家を基準に、探してみることにした

かなり気に入った。
でも、これが初めて「欲しい」と思えた別荘でもある。

まだ、ほかの物件も見てみたい。
そこで、この家をひとつの基準にして、もう少し探してみることにした。

そして、1,000万円台まで予算を上げて探してみると、これまでとは少し違う物件も目に入るようになった。
その中で、僕が気になり始めたのがログハウスだった。

せっかく八ヶ岳に家を持つなら、もう少し「別荘らしい家」も見てみたい。
そんなことを考えながら、ログハウスを探し始めた。

この時点で、最初の予算がいくらだったかは、もう考えないことにした。

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